Inkscapeに、オブジェクトのクローンをタイル上に配置してくれる、[タイルクローンを作成]という機能がありますが、これを使ってパターン柄を作ることができます。
とても感覚的に編集できるのでおすすめです。
詳しくはこちらをご覧ください。
→InkscapeでDesign >タイルパターンを作ってみる
ポイントは、タイル1つ分のサイズの四角を描き、それをグループ化してからタイリングすること。
タイリング後、オリジナルのオブジェクトのグループの中に入って何かを描くと、全てのクローンにリアルタイムで反映されて行きます。
例えば下記の図は、左上の四角がオリジナルで、後はクローンです。
四角形の外側にはみ出して描くことができるので、線や図形が繋がっているように配置することもでき、自由度の高いパターン柄が作れます。
フィルに設定できるパターンとして登録するには、
できたタイルパターンの中央の1区画を画像として書き出し、
インポートして埋め込み画像とし、
それを[オブジェクト]メニューから[パターン]-[オブジェクトをパターンに]でパターン化すると簡単にできます。
その方法もこちらに書いています。
→InkscapeでDesign >タイルパターンを作ってみる
ちなみに、Inkscapeの公式(?)チュートリアルの該当ページはこちら
→A Vine Design—A Tiling Example | Inkscape: Guide to a Vector Drawing Program
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