2011/12/01

InkscapegimpCMYKtoolで解像度が72になってしまう

先日書いた、RGB画像をCMYKに変換してくれる、
とても便利なCMYKtoolというソフト。
変換すると、印刷用解像度が強制的に72dpiに設定されてしまうみたいです。
(ファイルサイズ(ピクセル数)自体は変わりません)
例えば、Inkscapeで350dpiに設定して書き出し、


CMYKtoolで変換後、
変換したファイルと、変換前のファイルの解像度を、
プロパティ>概要>詳細設定で確認すると、下記のようになってしまいます。
(上が変換前、下が変換後)



したがって、このまま印刷すると、バカでかい大きさに印刷されてしまいます。
前回の記事の、ネット印刷通販のWAVEさんのところで書いたような、
画像を印刷データとしてそのまま入稿するような場合は、これではダメっぽいです。
GIMPにSeparate+プラグインを導入して、GIMPでCMYK変換した方が良さそうです。

※GIMP公式ページ。こちらからダウンロードできます。
GIMP Website
※separate+の導入方法の情報がこちらのブログに載っていました。
GIMPでCMYKをサポートする|漫画の描き方研究ラボ

ちなみにGIMPで印刷解像度を設定する場合は、
[画像]メニューより[印刷サイズ]で設定できます。


Inkscapeのデータをビットマップ画像として書き出すには下記をご覧ください。


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